空き地から生まれるコミュニティーに出会った!
こんにちは!ちみんです。
今日は心が満たされたよというお話。
自転車を押してくるおばちゃま、幼稚園帰りの親子、コック帽をかぶったままやってくる近隣レストランシェフが、1週間に1度だけ集まる路地裏が千葉県柏市にあります。
柏市が空き地有効制度「カシニワ」の一施策として始めた「路地裏マルシェ」。
最近仲良くしてもらってる、学童保育「ネクスファ」のみんなが、食プログラムの一環としてマルシェでお野菜販売のお手伝いをすると聞いたので、遊びに行きました。
「路地裏って言っても、細い裏道の駐車場でしょ〜。」なんて思っていたら、
人が二人通ったら狭いような裏路地を抜けた奥に、ドラえもんに出てきそうなちょっと開けた空き地が。
この路地裏マルシェは毎週水曜日の15〜16時に開催されており、柏市周辺の農家さんが「14時に畑から収穫してきたキャベツ」というレベルで超新鮮なお野菜をお手頃価格で販売しています。
たった1時間しか開催されないからか、空き地は超満員!みなさん、口コミでこのマルシェを知ったそうです。
しかも、この日は小学生達が販売のお手伝い(超営業活動)をしていたので、活気がものすごいことに。
「生産量日本一の柏市で取れたカブがオススメです!」
「こっちが塩漬、こっちが茹でたかぶ」
「はいどうぞ」(半強制w)
1年間柏の農家さん達と一緒に野菜について学んできており、この日は集大成の販売手伝い日。カブ豆知識もちょいちょい小出しにしていたこともあり、この日の来場者(約150人)の半数はカブを購入し、用意したカブは全て完売!
目標だった「かぶを50個売る」をクリアし、お礼に…と各農家さんから700円分ほど野菜をもらい(もらいすぎw)お客さんが帰った後の空き地で喜びまくる子ども達。
帰り際一人の男の子が「なんでアルバイトは16歳にならないとできないんだろう。」と何度も言っていました。
彼はお金をもらうという行為ではなく、単に「自分のために使う遊びのパワー」ではない「誰かが喜ぶために使うパワー」のことを「アルバイト」指していたように思います。
自分が紹介した商品を選んでくれる人がいる。
手渡すことによって直接感謝の言葉をもらう。
必要とされる経験は大きな自信につながるんだね。
労働の対価として、金銭は受け取っていないけど、彼らの心は満たされていたみたい。帰り道はスキップしながら帰ってました。
空き地を本気で活用するとコミュニティーが生まれ、心が豊かになるんだね。というお話でした。
私が遊びにいった3月はお試し期間だったのですが、好評だったため4月以降も「路地裏マルシェ」は続くみたい。
もし柏市に住んでいる方がいらしたら、是非遊びに行ってみてください♡
ちゃお!