ちみんのブログ

(瀬戸弘司の動画が好き)

【レポート】世界目線で考える「場」をつくる編

最近、意識的に「トークショー」へ足を運ぶようにしています。
その中でも先日Timeout東京さんが主催で開催された 世界目線で考える「場」をつくる編が大変面白い場だったので。

f:id:chimin0131:20160226220835j:plain

「こんな場を作っています。」という自己紹介

「トークショーの自己紹介ってこんなに面白かったんだ!?」というほど、経験の量や学びの質の違いを楽しめる方々自己紹介は久しぶりでした。自慢に聞こえない自己紹介、自己紹介でどれだけ相手にとってプラスな情報を提供できるかってとても大切なんですね。これまで私が行ってきた自己紹介を恨みたいほど、かっこよかった・・・。



楠本修二郎さん

カフェカンパニー株式会社 代表取締役社長

カフェカンパニーはWIRED CAFE などを手がけているチームです。カフェカンは親しいお友達が関わっていたこともあって、どちらかというと好きな理念や思想を持っているチームだなという認識ではあったのですが、知らなかった素敵なお話もたっぷり。

「CAFE」=「community access for everyone」
カフェは、 みんなが集まるコミュニティーの場という意味を持っています。つまり、カフェは地域の顔であり、地域の縁側的な場、地域の魅力を引き立てる存在である必要があり、会社名もそんな意味が込められていると楠本さんはおっしゃいます。

また近年、都市生活者にとっては「自宅(ファーストプレイス)」でも「職場(セカンドプレイス)」でもない、「自分らしさを大切にできる第三の場(サードプレイス)」が必要であると言われるようになっていました。

自宅が完全オフモードで、職場がオンモードだとすると、その中間的な居場所があったほうが気持ちの切り替えが上手に行えたり、新たな出会いや良好な人間関係も築きやすいだろうという考え方ですね。日本ではスターバックスが「サードプレイス」というコンセプトを掲げていたことからご存知の方も多いかと思います。

f:id:chimin0131:20160226190706j:plain

カフェカンパニーの楠本さんが目指す場はサードプレイスとはちょっと違うみたい。

「サード3rd」が逆向きになっている場所。
つまり、家でも職場でもあるような場所を目指しているそうです。確かにカフェカンパニーが作り出す場は、仕事をするにも、ただただリラックスするにも適していますよね。店員さんがフレンドリーだったり、縁側的に誰もが自由なタイミングで出入りできる場所な理由はそんな思想に込められているのかもしれません。

f:id:chimin0131:20160226221517j:plain
(お写真お借りしました)

岩佐十良さん

自遊人代表取締役

お友達から「里山十帖」について教えてもらってから、気になり続けていた自遊人さん。

自遊人」は全国各地の「いいもの」を伝えている雑誌。しかし、紙媒体で「いいよ♡」と伝えるよりも、実際に良さを体験したほうが、もっとダイレクトに良さが伝わる。ということで、実際に商品プロモーションなどを行い始めたそうです。その後ご縁があり、ライフスタイル提案型複合施設「里山十帖」新潟県南魚沼市で営むことになったそうです。現在は、真に豊かな暮らしを味わう宿を運営しつつ、雑誌を発行し、お米を作っているそうです。(カッコイイ!)

「何もしないで過ごした時間から、何を感じられるか。」ということを意識しながら、里山十帖ではそこで過ごす時間をデザインしています。

本来もっている土の力、地域の底力、本物の木のぬくもり、そんな地域資源を活用した「本物」が感じられる仕掛けを宿のあちこちに用意し「都市に住む人」に対して「ラグジュアリーな体験」を提供しているんですって。
(ラグジュアリーな体験とう表現が個人的にはヒット。なるほどね。)

f:id:chimin0131:20160226222246j:plain
(お写真お借りしました。)

自分が正しいと信じる思想を行動に起こせている人の自己紹介って、こんなに面白いんですね…。くぅあぁあ!私もこんなカッコイイ人になりたい!!


共感される場

作っている場の種類・場の核となる考え方は違えども、登壇者のお二人は「場創りのプロ」です。その二人の会話の中で、何度も登場したキーワードは「共感」でした。



強いメッセージ性のある場所は、そのメッセージに興味がある人に対しては刺さりやすい。人間は似た価値観同士の人が仲良くなりやすいので、刺さった人が「いいね!それ好きよ!」と発言すれば、その周りの人も知る。こんな時代だからこそ、マスに受ける必要はない代わりに「メッセージ性の強さ」はどこまでも大切になってくるそうです。



ただ、メッセージ性が強いだけでは、必ずしも成功する場ができるとは限らなくて。そのメッセージが実現されている場の風景が明確にイメージ出来ていることも大切。

「あー!うんうん!それそれ!!」がリアルにイメージ出来ていて「うん、イケる!」という感覚を掴めれば定量分析なんて必要ない。歩行者数が3人/1時間だったとしても関係ない。「所詮データなんて過去の出来事だから」だそうです。(あぁ。耳が痛いよぉ。)



私も一時的な場(時間)を作っている立場なのですが、前日ベッドで目を瞑った時、お客さんの顔や自分達の表情が想像できれば、大抵成功する場(時間)が出来上がります。

一方、何度詰めても出来上がりイメージが想像できない時間は、やはり現場では多くの不都合が生じます。



場を作りたい人は「うん!イケる!」と感じる感性を育てることが大切だと、登壇者のお二人もおっしゃっていました。

感情がどうしようもなく突き動かされてしまうような「うわぁああコレ超かっこいい!」と感じる事例をたくさんみて、真似していけば、次第に自分だけの理想が出来上がるんじゃないかな…。



自分で場を作った場合は、その場にいる人はどんな表情をしているのか、ありありと想像出来るほど理想を考え続けることであり、その準備を怠らないことに限るのかも。




やっぱり場所や時間を作る人になりたい。

私は常に移動していたいタイプの人間なので、場所を作る=定住するということは苦手です。
その代わり「時間」を作っていたい。おもわず笑っちゃうような、幸せだなと感じるような、わくわくして眠れない!という興奮を感じられるような「時間」を作っていたいみたいです。

まだまだこれは大枠なので、ここから更に丁寧に目指したい場所を見つけていきたいな。
ちゃお!