ちみんのブログ

(瀬戸弘司の動画が好き)

想いを伝えること

こんばんは、ちみんです。

椅子の上に三角座りになって考え事をすると、あっという間に2時間くらいが過ぎてしまします。傍から見ると一言もしゃべらないし、髪の毛触りながらぼーっとしているだけに見えるらしいのですが、頭の中は大ディスカッション大会が繰り広げられており、物凄く脳の筋肉を使っています。今も気が付けば深夜に。全然仕事が出来なかった。(…ただの言い訳に聞こえる。)

「未来食堂」という場

昼間日本酒女子会のおつまみワークショップを担当していたのですが、夕方からは神保町にある「未来食堂」という全12席の小さな食堂で味噌づくりをしていました。このお店は1日1メニューのみ、必ずごはん・汁物・メイン・小鉢数点という定食形態を守っているお店。昨年末ネット上でかなりバズっていたのでご存知方もいらっしゃるかもしれませんね。
f:id:chimin0131:20160211235033j:plain

店主とは、お友達…うーん師匠?姉さん?のような間柄で、私の職場が神保町にあったことも含め、オープン前にはお店作り・オープン直後は仕事終わりにお手伝いをしていました。

彼女は、Uchilaがケータリング…のようなコトを始めたころ、お食事提供のイロハを教えてくださったケータリングの先輩。出会いは、彼女がお食事担当をしていたイベントで、Uchilaがドリンク担当をしていた数時間。
miraishokudo.hatenablog.com

初めて出会ったケータリングの現場。そこで動く彼女。任せられたお仕事への情熱っぷり、想像の世界感を現実にするチカラ、手際の良さ、気遣い、美味しさ、何をとっても憧れしかない。しかもこんなに嬉しそうに夢を語るなんて!

今も理想のお店作りのために日々奮闘しています。熱い思いは彼女のブログを読んでください。そしてお店に遊びに行ってください。是非。

「未来食堂」に来る人

今日の味噌づくりは、いろんな事が絡み合い開催されることになりました。(省略)
そろそろ始めようか…というタイミングで、知らない男性がお店の中を覗きこみ「紙とペンが欲しい!」とジェスチャーで伝えてきました。「旅人かな」と思いその手元を見つめていたら、日本語!韓国のお兄さんじゃなかった!耳が不自由な方だったみたい。

「50分働くと、まかないが食べれると聞いて来たんだけど本当?」
未来食堂では、誰でもお店で働くと無料でご飯が食べられるというまかない制度があり、彼(そうたさん)は友人から聞いてやってきたようでした。休日お店はお休み。でも今から味噌づくりをする。じゃあ手伝ってよ!ということで巻き込まれた彼。

未来食堂は「誰かが困った時に、いつでも寄り添える場所になりたい」とまかないありきで始まったお店です。世界一周中にお金が無くても日本で楽しい思い出が作れたら、心が疲れてしまっても受け入れてもらえられる場所がもしあれば、そんな時金銭云々ではなく「ココにいていいよ」と言いたくて作ったお店。最近は耳が不自由な方コミュニティ内で「まかない」が話題になっているらしく、ちょいちょいお店にもそんな方々がいらっしゃるそうです。ほー。

想いを伝えること。

味噌づくり中、次第に私の好奇心はもう止まらないくなり、味噌と同時進行で「手話講座」が開始。私が彼に伝えたいことを、逐一手話で表現してもらううちに、帰り際には表情とちょっとした身振りで、冗談を言い合える程の関係になっていました。

頻度高く登場する表現は、手話を教えてもらいましたが、あとは全てジェスチャー。ちょっとした単語はゆっくり話せば伝わるし、長文は紙に書けばいい。ただ、いつもの会話とは圧倒的に使うパワーが違いました。無駄なく必要な部分だけを簡潔に伝える努力を全員が心がけ、相手の目を見て声をかける、言葉や身振りで補えない部分は表情で補う。何より相手のことを受け入れる姿勢でいることが大部分をカバーしていました。

彼が私の方向に塩をこぼしたとき、本気で「ごめん」と伝えるために、自分に集中を向かせたうえで、しっかり目を見て訴えかけてきた時、何か衝撃のようなものを感じました。机の上のコップを倒し、相手の足元に水がこぼれたら「ごめんね!大丈夫だった?よかった。」程度で済む普段の会話。今までは本気の心配ではなく、反射神経で発言していたのかもしれない。本気で訴えかけてくる感情は、本気で返さないといけない気になる。耳からしか入ってこない情報が、急に命がけで伝わってくる情報に変わったのです。

他にも、何か一つの工程が完了するたびに、「OK!いいね!!」と互いを褒めあっていました。小学校の頃に習った「ありがとう」という手話よりも、「すごいね!それ面白い!」とか「できた!完璧っ!」という意味合いの表現の方がずっと使用頻度が高かったのです。感謝の言葉は「ありがとう」だと思いがちだったけれど、そんなことなんてないのかも。まずは相手を受け入れることの方が、よっぽど重要なコミュニケーションなのかも。

白い夜でした

あとは「ヤバいwうけるw」って手話が個人的に大ヒットで。特に理由がww今度披露するね。

…明日は最終出社日です。ちゃお!